足立区で事業を営む皆さん、新しいプロジェクトを始める資金や設備のアップグレードに頭を悩ませていませんか?実は、足立区や東京都、国が提供する補助金や支援制度が多数存在しています。しかし、これらの情報は意外と知られていないものも多いのです。
このブログでは、足立区の事業者が利用できる補助金や制度に焦点を当て、各制度のメリット・デメリットを解説していきます。知らないと損する情報満載ですので、ぜひ最後までお読みください。
1、制度融資
・制度融資とは?
制度融資とは地方自治体・金融機関・信用保証協会が連携して提供する融資で一般的な金融機関との借入れと以下の点で異なります。
良い点
・一般的な融資より借入れがしやすい。
・金利が低い。
・据え置き期間が長い。
・種類にもよるが保証料・利息を負担してくれるものもある。
悪い点
・融資の実行まで期間を要する。(おおむね3か月程度)
・制度融資の種類によっては何度も区役所にいかなければならない。
・連帯保証を求めるものもある。
・どこでやっているの?
足立区の場合、制度融資は2パターン存在します。
まず、東京都の融資制度・2つ目は足立区が行っている制度融資です。創業融資を例にしてみると東京都の創業融資は融資上限が大きく経営相談員への相談は不要ですが保証料・利息は区の創業融資ほど負担が軽くないことが多いです。
一方、足立区で行っている制度融資の場合利息については基本2.5%(利率が2.5%未満なら利率と同率)、保証料の2/3を足立区が負担してくれます。また、連携している金融機関であれば保証料の残りの1/3も金融機関が負担してくれるため利息・保証料の負担がほぼございません。
ちなみに私も足立区の制度融資を利用しております。
2、東京都はたらきやすい職場環境づくり推進奨励金
こちらの奨励金は従業員の育児・介護・病気治療と仕事との両立の支援を推進するために設けられている制度となっております。
①対象企業
・東京都に事業所を置く中小企業
・勤続6か月以上の社員(雇用保険加入)が2名以上いる会社となります。
※その他にも要件がございますのでご検討の場合は専門家へご相談ください。
②上限金額
120万円
③何から始めればよいの?
まずは、事前エントリーから始めます。こちらは抽選形式となっており抽選に当たった場合申し込みの権利が得られます。
エントリーは、非常に簡易的なフォーマットであるため数分で入力が完了するものとなります。
本記事を書いている時点で令和5年分の抽選機会は残り1回となっておりますのでご検討の方はお急ぎください。
3、小規模事業者経営改善補助金
こちらの補助金は足立区で募集されているもので、経営改善計画を通して小規模事業者の競争力の強化を図るための補助金となります。
①対象企業
コースが複数ありそれぞれによって要件は異なりますが大きい要件としては足立区で事業を1年以上継続して行っている事業者が対象となります。(操業環境改善補助は3年となります。)
※その他にも細かい要件がございますので募集要項をご確認ください。
②上限金額
機械設備等購入費補助・店舗改修費補助⇒200万円
操業環境改善費補助⇒250万円
③何から始めればよいの?
本補助金は足立区の中小企業相談員に相談するところから始めます。(基本的に区の制度は相談員の相談からスタートするケースが多いです。)相談の際は相談予約票を提出し相談日を決定する必要がございます。
交付決定までの道のりは非常に長くなり、根気強く対応しなければなりません。また、時間もかかるため費用対効果を考えながら申請するのがよろしいかと思います。
4、まとめ
・制度融資は東京都で行っているものと足立区で行っているものがあり、足立区で行っているものは利息・保証料を負担してくれる。
・区の補助金は受給のチャンスはあるが時間がかかるためコスパを考えながら検討したほうが良い。
弊社ではお客様の事業プランに沿った補助金等のご提案もさせていただきます。
初回は無料相談となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
https://www.kitasennjuzeirisi.com/contact
※上記記事は令和5年8月時点の情報に基づいて記載しております。
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